ヘアセッティングとメイクのことをいいます。 顔のメイクだけではなく、肩や背中などの露出する部分や、
二の腕ので着物などの気になる部分にも目立たないようにファンデーション等を用いて施術します。。
ヘアメイクの仕事は、クライアントの意向やシチュエーションを考えながら、モデルとなる人や服に合ったメイクアップやヘアセットを施すことです。
クライアントとなる企業やモデル、芸能人、花嫁さんなどの意向が反映され満足してもらえる施術をおこなわなければなりません。
ヘアメイクアーティストになるには
ヘアメイクアーティストとして活躍するためには、豊富なヘアメイクの知識と技術、美容師免許の2つが必要になります。就業にあたり、専門的な技術やセンスが求められるため、まずはメイクスクールや美容専門学校に通い、ヘアメイクの基礎を学ぶというルートが一般的になります。ヘアメイクアーティストにとって美容師免許の取得はあくまでもスタートライン。ヘアメイクプロダクションや美容室などでアシスタントとして働き、数年の経験を積んだ後にやっとヘアメイクアーティストとしての本格的なキャリアがスタートします。
ヘアメイクアーティストの仕事内容
サロンや企業等に所属する場合、化粧品メーカーであれば自社商品をアピールするために、企業広告やパンフレットに出演するモデルのヘアメイクを担当します。
ブライダルサロンで活躍する人の場合は、ヘアメイクだけでなくドレスの着付けなど、花嫁のお世話係のようなことまで任されるケースがあります。
どのような場合でも、まずはクライアントの意向を聞き、求められるヘアメイクをきちんとカタチにできるだけのスキルが求められます。
資格の取り方
ヘアメイクアーティストになる主な方法として、次の3つがあります。
専門学校で学び資格を取る
ヘアメイク専門学校、または美容学校のヘアメイク科で勉強する方法です。
ヘアメイクアーティストになる為の勉強のみのコース、美容師国家資格も併せて取得する為のコース、ヘアメイクアーティストの資格を取得できるコース等、さまざまな選択肢があります。
通信講座で学びの資格を取る
通信講座とは自宅に居ながらヘアメイクの勉強ができる方法です。
専門学校が近くにない場合、家事や育児で通学が難しい場合などに最適な方法です。
費用に関しても専門学校より安くて済むというメリットがあります。
サロンで働きながら資格を取る
ヘアメイクサロンや結婚式場などで仕事をしながら知識・技術を習得する方法です。
そこで採用されれば、先輩から知識や技術を教わりながら勉強して一人前のプロを目指すという事になるわけです。
ヘアメイクアーティストのやりがい
モデルやお客さまから「とても気に入ったので、また次もお願いします」と言ってもらえることがあります。
それは、自分の腕が認められたという証でもあり、とてもうれしい瞬間です。
ただ淡々と仕事をこなすのではなく、そういった「人と人との心のつながり」を感じられるのも、この仕事の大きなやりがいです。